スピーカーのエンクロージャー容積問題について昨今のTVメーカーはどうにかしてエンクロージャー容積を稼ぐ工夫を考えていますね
例えば1枚目は善司さんが先日4K放送を視聴していたREGZAのエンクロージャー内部の画像です
TVディスプレイの薄さに比較してエンクロージャー部は大きく取られており、デザインとしてはどこかいびつな感じになってしまっており、東芝技術者の苦悩が見えますね
続いて2枚目はスピーカーで有名なBOSEが過去に作ったTVです
TVのバックパネル自体を厚くし、バックパネルをエンクロージャーおよびバスレフポートとして利用することによって音質の向上を図っています
家電量販店などで高級スピーカーの製品群を見ると「デカッ!」と驚くようなスピーカーが並んでますが、エンクロージャーの大きさというのはスピーカー開発において多くの場合は有利に働くことが多いんですねぇ
オマケで「パスワードは長く複雑にしたら良いんでしょ?」という理解へ対して「良いかどうかは程度による」という回答を示しておく
進化型の「辞書攻撃」では「パスワードに採用されやすい文字列を辞書として用いて解析する」というものであり、長く複雑にするやり方によっては殆ど意味のない状況になることもある
例えば「Apple」「_」へ「4桁パスワード」を合成して長く複雑なパスワードを思い付いた場合を想定してみよう
そして画像がスマートフォンでそのパターンを解析した結果
この程度の複雑化ならスマートフォンでも0.301秒で解析できてしまう
AppleだろうがSteveだろうが駄目なので、名詞や人名をパスワードに入れるのはヤメておこう
単純なパスワードがどれだけおそろしいかギークとしてみんなに見せなきゃいけないと思ってやってみる
最近は滅多に使われなくなった4桁パスワード
これは0000〜9999まで全1万パターンなのだけれど、これを敢えてパソコンよりも性能の低いスマートフォンで総当たりさせてみる
realと書いているのが実時間であり、現代ではスマートフォンの性能でも0.219秒という1秒も掛からないで総当たり可能
更に「総当たり攻撃」には進化型の「辞書攻撃」というものもあり、4桁パスワードでよく使われやすい生年月日を例にすると、365日+うるう年1日の366パターンまで減らすことが可能
これを同様にスマートフォンでやってみると0.063秒で生年月日は総当たり可能であり、パスワードに生年月日を使うのはヤメようと言われる所以が理解できたと思う
松尾さんに便乗して「SoftBankのエリクソン機器の問題はUNIX時間とか関係あるんでしょうか?」みたいな疑問をネットでチラホラ見て、なかなか良い疑問だったので検証してみる
ちなみに結論から言えば「関係ない」ですが、原因を探る上でそういう点を予測したことは素晴らしいと思う
SoftBankの発表では「2018-12-06 13:39ごろ」に障害が発生したと発表されてます
これをUNIX時間で表すと「1544071140」秒です(1970-01-01 09:00:00から1544071140秒経過したという意味)
更に「1544071140」を2進数へ変換すると「1011100000010001010011111100100」です
質問者は2038年問題を知っていると思うのですが、それは「2038-01-19 03:14:07」で発生し、同じ手順で表すと「2147483647」です
これを2進数にすると「1111111111111111111111111111111」と1ばかり並ぶ
1ばかりじゃないのでSoftBankの障害とUNIX時間は無関係と判りました