こちらが設計のCAD図になります
外部業者への依頼に耐えうるレベルのCAD図に仕上げてあります
注意点としてこの設計は三和の24mmボタンと30mmボタンへのみ対応している設計であり、昨今人気の高いパンクワークショップのボタンへ非対応です
更に、平面幾何学を応用した円形基準で設計したため工作難度が高いので、失敗しても良いように自作する際は予備の部材を持っておくことを推奨します
可能であればボール盤などで精密に加工できる機械があったほうが良いです
格闘ゲーム向けアーケードコントローラーのボタン配置の設計を行いました
近年のアケコンでは指の移動距離を少なくするため24mmボタンの採用が流行していますが、昨今の格ゲーは特殊アクションが実装されている傾向がありボタン数が増加傾向で遠くへ位置するボタンを押下する必要性があります
そこで平面幾何学の観点から24mmと30mm混在構成とすることで、等間隔にボタンを配置していながら、遠くのボタンを30mmとすることで遠くのボタンの物理的な距離を短縮化しました
ボタン配置設計のベースはいわゆるビューリックス配置ですが、遠くのボタンが30mmなのでノアール配置のような運指も可能となっています
ただし、ストリートファイターシリーズを中心としたアケコン仕様が定められているCPTルールでは攻撃に使用可能なボタンは11個までと定められているので、CPTルールへ準拠するのであれば必要に応じてボタン数を減らすか、上限を超え開孔した部分には蓋をするなどしてください