昔のパワポにはそんな機能があったのですか!
今のは仕組み的に無理なような…?🤔
PowerPointの意外な起源が興味深い
パワポの前身(?)が、ジョブズ達のLisaや旧Mac以上にゼロックスのAlto(より正確にはアラン・ケイ達の暫定ダイナブックOSであるSmalltalk環境のGUIのしくみ)を強く意識して作られたという歴史を紐解いた2年少し前の記事。
“The Improbable Origins of PowerPoint” https://spectrum.ieee.org/tech-history/cyberspace/the-improbable-origins-of-powerpoint
FileMakerが同じ会社で作られていたことや、パワポはMSが買う前は旧Mac向けアプリだったというのもいまさら知りました。
@drikin @babamu
前に探したときはぜんぜん見つからなかったような気がするのに、教えてもらって存在することが分かってから改めて探すとぞくぞく見つかり出す現象に名前を付けたい!(以前のググり方が悪いだけ?^^;)→https://www.elecom.co.jp/products/U3HC-A424P10WH.html
アラン・ケイがクインシー・ジョーンズにSqueak(ジョブズたちが見たSmalltalkというGUI環境の直系の子孫の一つ)に組み込みの感染シミュレーションを説明する動画です。
http://www.squeakland.org/content/movies/squeakers15.flv
ダウンロード後、FLV対応プレイヤーでご覧ください。
アラン・ケイの講演の書き起こしです。タイトルにもある有名な「未来を予測する最善の方法は──」をご存じでしたら、彼にそれが可能だったそのカラクリを知るよい資料です。機械翻訳っぽいので英語に抵抗のない方は末尾リンク先の元映像を。
未来を発明する方法 1 (Startup School 2017 #10, Alan Kay) https://review.foundx.jp/entry/how-to-invent-the-future-1
未来を発明する方法 2 (Startup School 2017 #11, Alan Kay) https://review.foundx.jp/entry/how-to-invent-the-future-2
Smalltalk-72については以下に参考まで
Smalltalk-72操作マニュアル [PDF直リン注意]
http://www.bitsavers.org/pdf/xerox/parc/techReports/Smalltalk-72_Instruction_Manual_Mar76.pdf
アラン・ケイらによるSmalltalk-72を使ったフィールドワークの報告[PDF直リン、乱丁注意]
http://mnielsen.github.io/notes/kay/Personal_Computing_1975.pdf
↑この報告は、アスキー刊「アラン・ケイ」に邦訳が掲載されて日本では(ともすると次リンク↓先の“ダイナブック構想”それ自体のエッセイより^^;)有名な「パーソナル・ダイナミック・メディア」より具体的な内容で興味をそそられます。
あらゆる年齢の「子供たち」のためのパーソナルコンピュータ
https://swikis.ddo.jp/abee/74
“アイコン”の始祖的存在として知られる、1975年頃にAltoで作られたビジュアルプログラミング環境「Pygmalion」の書籍のPDFをゲット。
https://b-ok.cc/book/2299913/60d394/
昨年末に一人アドカレでがっつり触ったせいか、巻末の17ページに及ぶSmalltalk-72で書かれたソースコードが、なんとか「私にも読める…読めるぞ!」ってなって胸熱w
https://qiita.com/advent-calendar/2019/smalltalk-72
https://pbs.twimg.com/media/ESMuAIdUYAAnfMG?format=jpg&name=large
いつかエミュレータとかで動かしてみたい。
@FrankKG 賛成に一票!
ラリー・テスラーによる「アップルのLisaのウィンドウやメニューなどのGUIが、SmalltalkのGUI(図)を下地にして、HP移籍組のUCSD Pascal UI推しやカット&ペーストが嫌いなEmacs使いのテスターの妨害(?)を排除しつつ、どんな紆余曲折を経てできあがったか」を当時のメモ等を参照しながら振り返る講義 https://youtu.be/OW-atKrg0T4 と、その書き起こし http://web.archive.org/web/20071001043526/http://www.computerhistory.org/events/lectures/appleint_10281997/appleint_xscript.shtml
後半にはクリス・エスピノーザも登壇。
「ジョブズがWindowsはMac OSの盗作と非難したら、ゲイツはMac OSもPARCのALTOを盗んだと言いました。この論争の皆さんの見解を教えてください?」への自分の回答 https://qr.ae/TmSOcW
この質問文には少し間違いがあって、ゲイツは実は「自分たちはMacではなくPARCのALTOを盗んだ。そしてそれはあなた方も一緒でしょ?」という意味のことを言っています。そしてこの返しはMacがSmalltalk-76や一部のアイデアをStarから、WindowsがCedarから得たものを鑑みて、ものすごく的確だと思います。
少々穿った見方をすると、もしかしたらゲイツはこの時点で、ことによってはジョブズよりMacのGUIの“正体”をきちんと把握できていたのかもしれません。
アラン・ケイ、アルト、GUI史(パクりパクられ)警察。
アルト向け暫定ダイナブックOSとして70年代に試作され以降、GUIやIDE、OOPやデザパタ・開発手法などを創出、今も https://pharo.org などとして進化を続け、主に開発環境として他者に影響を及ぼし続けているSmalltalkに興味を持ち、パーソナルコンピューティングの理想像やその歴史を紐解いて愉しんでいます。
参考:1973年に作られたゼロックスのアルトは「タイムマシン」!
https://www.slideshare.net/sumim/it2550-125876561/6