エリア88のようなウクライナ空軍パイロットの超低空飛行技術
GQX 映像だけではわからなかったこと
ジオンによるガンダム解析後、上層部は既存のMS開発(09以降)を凍結。MSはガンダム系一本に絞ったと説明されてた。しかし一年戦争中にはジオンのガンダムタイプは登場せず。ギレン主導によるビグザム量産プランと既存のザクを主力として使った。ガンダム系に遅れが生じたのはやはりキシリア配下のフラナガン機関にガンダムの技術が流れたことで、汎用性よりもNTによる局地戦無双機を有線したのかな?ブラウブロはあくまでもアルファサイコミュ(?)の実験機的な描かれかた。しかもガンダムはアクシスショックならぬルナツーショックを引き起こした。この時点でジオンと連邦の技術融合によってサイコフレーム的なものが出来上がってた。多分それはガンダム単騎に内臓される単なるフレームではなく、グラナダ地下の「オブジェクト」との連鎖が必要なのかな。
ところで、庵野さんがノリノリで書いた脚本はそのままだと映画一本分になるらしいので、いつかビギニング完全版を製作してほしい。
@keita99 このビルシュタインの足回り、想像以上にガチガチで胃がシェイクされますね。911GT3を一度運転させてもらったことがあるのですが、ホイールベース短い関係でポルシェよりスパルタンに感じますw
GQXで思った「そういうもの論」
デザイン一新でより稼働粋が広く、AMBACコントロール性が高く、拡張性を考慮されてリデザインされたMS群。特にファーストと同じレイアウトを用いた没頭では、ほとんどオリジナルに見えるという素晴らしい演出。
しかし一方で、どう考えても宙空兵器の操縦に不便そうなマスク男や、SM女王様ルックの将官が登場しても鑑賞体験が破綻しないガンダム世界の懐の深さ。かれらのコスチュームは時間を経て彼らの人格と一体化し、視聴者は「そういうもの」としか感じられないから。だからビグザムもブラウブロもまんまであっても「そういうものだから」世界と溶け込む。
不思議なんだけど、あの世界でRX-78ガンダムのデザインだけが浮いて見える。「そういうもの」に見えない。だけどGQXは明らかに作品世界に溶け込んでいる。前例がないからこそ。
ガンダムの顔の話
散々議論を呼んだレクイエム版ガンダムの顔。
そしてGQX版パラレルガンダムの顔。
比較してみると、あれほど奇怪に見えたガンダムExの顔はオリジナルデザインのポイントを抑えていてガンダム顔(安彦版)の面影ある。
反対なのがGQX版ガンダム。ガンダム的記号はすべて押さえているけど擬人化されたキャラクター性をすべて排除してる。GQXのヒーロー性を高めるためなのかもしれないけど、あえて人間性をすべて排除したデザインはうまく受け入れられない。この頭部こそサイコガンダムにびったりだけど。
やはり自分にとって安彦ガンダムは神格化されてるんだなぁと再認識。GQX版ガンダムは仏師が彫った観音像をキュビズムで二次元化したような冒涜感感じる。
お話の展開的にも、せめて顔だけはオリジナルに近い形にして欲しかったなぁ。サンボル版ガンダムはまんまのガンダムが悪役だからあれほど怖かったのに。
GQX鑑賞
公開によってもっともネットを騒がせてるのがシャアでもシャリアブルでもなくジーンなのが本当に面白いw 特異点だの戦犯だのもしもボックスだの言われてる。
しかし歴史は賢者ではなく愚者によって作られるのもまた真実。
ホッカイロレン閣下、GQXを見に行くも上映開始前に下痢でトイレに籠もり、冒頭5分を見逃し劇場に入ったら???となり2回目を見る事にw
映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』のレビューを書きました!(ネタバレあり) https://filmarks.com/movies/120027/reviews/189818954
スチル写真部 L,R,F,C,S多国籍軍