@keizou 電子書籍をさておくと、たとえば Steam なんかは販売プラットフォームであると同時に DRM/アンチチートの基盤も提供しているわけで、日本の近い業界が同じようなことをできなかったのは明確な敗北だと思っています (エロゲ業界の DRM 諸々とか……)
前者のコピーを阻止できない以上、その形態は認証に加えてストリーミングとプロプライエタリなプログラムによる配信のスタイルになると思うんだけど、ストリーミングには当然ながらサーバリソースが必要になるわけですよね。
で、たとえば「利用者 A が サービス S で正規に購入した」という情報がポータブルな形式で共有できるとして、そういうあらゆるユーザがサービス T のサーバにストリーミングを共有するようなことになると T が一方的に損をすることになる
出版社がブロックチェーンを管理するって発想はどう?
Webサービスプラットフォームがブロックチェーンを監理したら結局プラットフォーム依存になるわけですし
格安イヤホンも中華系ドライバがまともになったせいで新興メーカーが次々と誕生していてSENNHEISERはライトユース層を取り込みたくても価格で勝負しにいけないっていうジレンマがあった
そこで高機能で訴求できるゲーミング界周辺機器に期待を寄せたんだけど、ゲーミング周辺機器は市場としては新しく、そもそも大体のゲーミングメーカーが新興企業っていう市場だった
さらに言えばゲーミングメーカーはパソコン本体からキーボード、ヘッドホンまで一揃えで出してくるのに対してSENNHEISERはヘッドホン(イヤホン)1本なので正直厳しかった
ヘッドホンということでリズムゲームに絞って訴求したらワンチャンあったかも知れないけど、プロユースとピュアオーディオユースが主要顧客であったSENNHEISERは市場調査しきれなかったんだろうな
SENNHEISERのゲーミングブランドのEPOSでライトユース層を取り込むため頑張ろうとしてたけど、どうやらあんまり上手く行かなかったっぽい
既存のゲーミングブランドが強すぎて食い込むことができず、人気プロゲーマーとの契約もほとんどできていなかった
EPOSブランドで気合を入れて出した完全無線イヤホンGTW270はaptX LL対応ドングル(USB-Cコネクタ)付きで破格の約20,000円だったのだけれど売れ行きは芳しくなかったっぽい
んで結局コンシューマー事業を売却し、プロユース事業へ集中していくってことになったらしい