書いてて思ったけどそもそも並行複発酵とかわけわかんないことやってる時点で日本酒の製法って大概だったわ。
世界中のほかの酒はでんぷんをブドウ糖に変える糖化と糖をアルコールに変える発酵は別工程なんだけど、何故か我々の祖先とコウジカビはベクトル演算器のように同じ容器で糖化と発行を同時並行で行う並行複発酵を編み出した。
並行複発酵の何がすごいかというと、甘すぎる液じゃなくて、程よい甘さが数週間続く(人間もガムシロップ原液飲んだらぐったりしちゃうじゃん?)ので菌が健康なまま発酵し続けて蒸留酒でもないのに20度近くまで発酵する事。