今考えてもUserStream廃止は悪手だよなあ
いやインフラ的にキツイのは理解できるけどね
分散SNSだってTwitter規模になった際、大手サーバ(とホスティングサービス)はUserStreamの負荷をどうするか考えなければならない
そういう将来を見越してる技術者寄りのFediverseユーザはP2Pを応用しようという考察をしている
何故ならば当然既存の鯖缶の負担軽減になるし、巨大資本も将来的な不安なくFediverseに参入できるからだ
「分散SNS向けのP2Pプロトコルなんて万人向けではなく分散SNS自体流行しないから検証する必要はない」と考える人が居るかも知れない
これは誤った考えだとボクは断言する
何故ならば「個々人が発信する情報を中央サーバを介さず双方向にやり取りできる」ということは、例えば万人へわかりやすい技術を持ち出すのであれば「自動運転へ応用できる可能性が非常に高いことを意味する」からだ
分散SNS向けのP2Pプロトコルがもし自動車だけでなく例えば鉄道も採用したとしたらどういうことが想定できるか?
自動運転自動車が市場のスタンダードになった時点で踏切事故がゼロへ限りなく近くなるし、路面電車との衝突もゼロへ限りなく近くなるだろう
現在の世界でも似たような試みは既になされている。海運でいうところの自動船舶識別装置や空運でいうところのATCトランスポンダだ
これはP2Pではないが管制情報として扱われ、これらの情報を元に管制官は船舶や航空機が事故に遭わないよう指示管制している
@keizou 分散SNSとP2Pはモデレーション基準の分散に関して困難があるよ。ポリシーに合わないコンテンツを伝達すると地域の法律に違反してしまう可能性があるもの。各サーバが投稿元サーバへ直接取りにいくのはこの制約があるからだよ。
@tateisu だからこそのサーバを介さない個々人間P2Pだと思ってるんですけどね
特定の分散SNSサーバへポストされた情報を特定の分散SNSサーバに接続するすべてのユーザへ配信すると現地法上で問題が出るものの、完全な個々人間P2Pならば現地法上で問題あるユーザを個人の判断のもとブロックすると良いって考えです
この場合、分散SNSサーバの重要な仕事は改竄検証あたりになるんじゃないかなぁと思ってます。ポスト情報の配信拡散は個々人間で出来てしまうので
@keizou それは処罰される対象がサーバ管理者から個々のユーザに広がるだけでは。モデレーションの負荷が個人に広がる。
@tateisu それは現状でも変わらんと思うのです
Mastodonとかで言えば連合タイムラインの情報がキャッシュされてたりするんで現地法上の違法物を保存してしまっているという状況に変わりがない
P2Pによる弊害というよりも分散SNSというシステム全体の弊害ですよね
@keizou キャッシュが残ってるから閲覧者が罰せられた、という話はかなりレアだと思います。他人に伝達してしまうとプロバイダ責任法の対象になります。
@tateisu そうなると厳密に考えればインターネット自体アレなのではという話に
@keizou 発信者とそのプロバイダはコンテンツを管理する、つまり削除する責任があるのです。
@tateisu 仕事から戻ってまいりました
だからこそボクは分散SNS向けのP2Pプロトコルが必要なのではないかと思うんです
こういう話は良いですね「生産性のある」否定的意見は問題の対処のきっかけになる
今のところのボクの結論なのだけれど分散SNSへP2Pを応用する場合、分散SNS向けの新たなP2Pプロトコルが必要(もしくは既存のP2Pプロトコルに拡張が必要)であると考えている
なぜならテキストメッセージをやり取りするSNSはMByteやKByteに満たないByte単位のデータをやり取りすることを前提に考えなきゃならないからだ
P2Pプロトコルで学術的な応用もされるBitTorrentプロトコルはMByteどころかGByteやTByte、PByteクラスの巨大なデータをやり取りすることへフォーカスしてる
BitTorrentプロトコルでは極小ファイルを効率的にネットワークへ分配できないものとボクは考えている