明日、バスケさんとニッチな昔話をします。(bsライブとかぶる?^^;)
僕はこれでアップデートを止めています。
https://ipod.item-get.com/2020/12/intel_macmacos_big_sur.php
イキってMacBook Pro 16-inch (中古)を買ってしまったらこの始末w
冗談はさておき、Boot Camp/Win 10ではドングル使わないとBluetoothヘッドセットがまともに使えないなんてあってはならない不具合が、まさか何年も放置されていたなんて知らなかったよ…^^;
友人の奥さんと娘さんがやってるダンス教室の作品なんだけど、娘さんが脚本から振り付け、撮影、編集までやったそうで。すごい完成度だった。みんな見てね。
#370で話題になった「Shiftキー+A~Zで一時的に半角英数字入力モードにできる機能」がいつからなのかをざっと調べてみたところ、意外と古く、WindowsはMS-IME97から、Macは10.3からのようでした。以下、参考資料です。
“MS-IME97では英文交ぜ書きをサポートするための機能も用意された。プロパティの基本設定画面で「Shiftキーのみでローマ字かな変換を制御」をチェックしておくと、ローマ字入力・全角ひらがなモードで入力中にシフトキーを押して離すことによって一時的に半角英数モードに移行する。” MS-IME97徹底研究 http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_inet/im/msime97.html
“「ことえり」その他の変更点 - Windows風のキー操作のサポートなど、ちょっと気の利いた細かな新機能もたくさん追加されています。”Mac OS X Panther Version 10.3 https://allabout.co.jp/gm/gc/80836/3/
“ことえりの環境設定で「Windows風のキー操作」” Mac OS X 10.3.3へのフィードバック http://apple.fan.coocan.jp/macosx/feedback33.html
手前味噌ですがこちらも参考まで→「アラン・ケイ氏の創ってきた未来 ~アルトを中心に~」https://www.slideshare.net/sumim/it2550-125876561
大原雄介さんなので製品にフォーカスされるのは仕方ないこととわかってはいても、アラン・ケイ察的には“ダイナブック”[1]や、その暫定試作機(Alto + Smalltalk)[2-3]いずれも華麗にスルーされていて遠い目…
[1] あらゆる年齢の「子供たち」のためのパーソナルコンピュータ - アラン・ケイ https://swikis.ddo.jp/abee/74
[2] Yesterday's Computer of Tomorrow: The Xerox Alto │Smalltalk-76 Demo https://www.youtube.com/watch?v=NqKyHEJe9_w
[3] 「米ゼロックス (Xerox) パロアルト研究所のAltoは、どの程度の影響をMacintoshに与えましたか?」へのアラン・ケイの回答 https://jp.quora.com/kome-zerokkusu-Xerox-paroaruto-kenkyuusho-no-Alto-ha-dono-teido-no-eikyou-wo-Macintosh-ni-yo-e-ma-shita-ka
前ツォ(?)のカット&ペーストのキーアサインの件、ちょっと調査が足りていませんでした。さらに細かいところで恐縮ですが少し訂正します。
アラン・ケイたちのSmalltalk(暫定ダイナブック環境。GUI OSライクなサブシステム)でカット&ペーストがキー操作にアサインされたのは前ツォに書いたSmalltalk-80からではなく、その前の-76(ちなみにジョブズ達が1979年に見学したときのバージョンです)からでした。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/91/Smalltalk-76.png
あと、カットのDELはそのままですが、ペーストの方は当初は同じく前ツォに書いたLFキーではなく、ALTOのキーボードに3つあったブランクキーの一つでBS(奇遇ですな…^^;)キーの右隣のBLANK-TOPにアサインされていたことも、当時のソースコード(http://smalltalk76.com/0019-Form-Path-Image.st.html )を読んでいて分かりました。
#365 収録後トークの「コピー&ペーストはMacが最初」というのは少々いただけないです(アラン・けい察的に😉)
コピー&ペースト自体は @ivyfield さんが言及のとおり、ラリー・テスラーがXEROX PARC在籍時に発明したものです。
Bravoというチャールズ・シモニー開発のAlto向けWYSIWYGワープロのGUIを部分を差し替えたGypsyというワープロで実装が試されました。
https://www.youtube.com/watch?v=Dhmz68CII9Y
その後、アラン・ケイらが「暫定ダイナブック環境」として開発中だったSmalltalk(バージョンとしては同-74)にポップアップメニューの発明と同時に採用され、今我々がよく知る形で利用できるなりました。
キー操作にアサインされたのはSmalltalk-80からで、ALTOやその後継機のキーボード右上に並ぶDELキーにカット、LFにペーストが割り振られました。
https://www.flickr.com/photos/walkingsf/31415192416
我々のよく知る、機能キー+X/C/V に割り振られたのはMacの前身のLisaからです。
コピー・ペーストと言えばLarry Teslerの発明。PARCからAppleに来た人。今年の春に亡くなりました。Chris Espinosaはよく見ます。
https://www.youtube.com/watch?v=OW-atKrg0T4
チャラン・ポ・ランタンのこの曲はドラマ放映当時から好きだったけど、小春さんの動画を見るようになってから、このMVの味わいがまた一段と深みを増した😆
チャラン・ポ・ランタン / 『逃げるは恥だが役に立つ』オープニングテーマ「進め、たまに逃げても」MUSIC VIDEO(full ver. https://youtu.be/XaeuaKdtBUg
Galaxy Buds Live は非耳栓型なので、外の音はほぼそのまま入ってくるのが必然であり、むしろそれが特徴ですらあります。したがって音楽等に聴き入りたいなら静かな場所で使うのが大前提。つまり本機のANCは、静かめな場所であっても、気になる低周波数ノイズがあればそれを抑えるのに用意されていると考えるのが自然だと思われます。
これは、AirPods Proのように耳栓型+強力なANCで、騒々しい場所であっても静粛さを得ようとするのとは根本的に異なることを意味するわけですが、そこを理解せず、ただ「ANC」というだけで短絡して効果が薄いと難癖をつけている評価が多くて辟易とさせられます。😢
一方で、その風変わりな形状の性格上、装着感が耳の形に左右されがちなことと、それと同根で適切な装着が意外と難しいことはきちんと指摘すべきかとも。スピーカー穴の場所を把握し、適切に外耳孔に向くよう本体を耳甲介腔に収めないと、音質はおろか音量やANCの効果までの一切が保証されない印象です。(おそらくはウリの一つである通話品質 ~音質ではなく、騒々しい場所で発話のみを相手に伝える性能~ も劣化するはず)
アラン・ケイ、アルト、GUI史(パクりパクられ)警察。
アルト向け暫定ダイナブックOSとして70年代に試作され以降、GUIやIDE、OOPやデザパタ・開発手法などを創出、今も https://pharo.org などとして進化を続け、主に開発環境として他者に影響を及ぼし続けているSmalltalkに興味を持ち、パーソナルコンピューティングの理想像やその歴史を紐解いて愉しんでいます。
参考:1973年に作られたゼロックスのアルトは「タイムマシン」!
https://www.slideshare.net/sumim/it2550-125876561/6