11年前のITmediaの記事。最近読んだ最新の脳科学の本と同じ結論で驚いた。
"我々は主体的に決定しているのではない。現実も見ていない。シナプスのネットワークが生み出したシミュレーションに反応しているだけ"

私たちは“感情”で決めて“理性”で言いわけする

itmedia.co.jp/makoto/articles/

読んでるのはこの本。攻殻機動隊(特に原作)好きな人にはオススメ。
衝撃的だったのは、目から入った映像を認識する視覚皮質の話。眼球(視床)->視覚皮質のネットワーク帯域は全ての視覚情報を送信出来るほど広くない。しかし、視覚皮質から眼球(視床)への帯域は広い。これは脳がリアルタイムで画像処理をしているのではなく、過去経験から視覚をシミュレーションしている事を意味する。

情動はこうしてつくられる――脳の隠れた働きと構成主義的情動理論 Kindle版

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何回か書いているけど。漫画の攻殻機動隊で自分の人生観を変えるぐらいだった注釈。
"自我の境界線は身体のセンサーフィードバックで形成されると考えられている。よって非人型の儀体では自我が崩壊すると思われる"
最新の脳科学では、人間が自我と思っている領域は、実際には過去記憶から作り出した予測シミュレーションと身体フィードバックから学ぶ補正で形成されている。つまり、理論上では自我と身体形状の関連性はない。(センサーからのフィードバックをラップすればいいので)
近未来、ゲーミングデスクトップ形状のドリキンさんがVLOG配信しているかもしれない。

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グルドン

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