大学時代の機械製図実習では鉛筆で書いた下図をからす口等でトレース紙にトレースして提出していた。からす口での仕上げはインクを落としたりして扱いも大変そうだったので私はロットリングを使っていた。写真は太さ0.2mm,0.4mm,0.6mmのロットリングバリアント。
しかし、会社に入った最初の部署では組立図も部品図も鉛筆で方眼紙に書いて墨入れの作業はしなくて済んだ。会社内で墨入れ作業をしている部署はなかった。大学の授業が時代にあっていなかった。
当時まだCADと言う単語すら知らなかった。だがVAX11/780(ミニコン)を使って有限要素法で構造解析はしていたのだが。