マンダロリアンS2ep6感想-2
続き)昔のデザインを現代に合わせてアップデートするのではなく、当時のプロップそのものを最新作に登場させたのは斬新。例えるならカトキデザインの中にザクレロが紛れ込む感じ。
そして今回、シルバークレストは完全に消滅し、ガチなSLAVE-1が登場。着陸状態から創造出来ない異様な飛行形態、プロップそのものの雑なウェザリング。おそらくシルバークレストのオーソドックスなデザインはSLAVE-1までのつなぎ?引き立て役として決定されたのでは?OVA版雪風のシルフ雪風とレイフ雪風のように。
もしかしたらマンドゥーが継承するのかもしれない。
心配な点
今までは本編の様々な痕跡を匂わせながら、絶妙なちら見せ具合だったけど、とうとう禁じ手の本編キャラ登場。スタトレでは人気下降時のテコ入れ策。一歩間違えると子連れ狼の良さがスポイルされそう。
どうなるのかひたすら楽しみ。
恐らく帝国の後継者を下敷きにエピソード7へのブリッジになるんだろうけど。
ジーク・ちびヨーダ
マンダロリアンS2ep6感想-1
「シルバークレスト」が艦名なのか艦級なのかは分からない。X-Wingのパイロットがこの名前で呼びかけてた事から、おそらく「シルバークレスト級」という艦級ではないかと思う(ビーコンはオフになってたから目視情報のみの把握)
この船はSLAVE-1と似た輸送機風の後部ハッチを持ちながら機体はよりオーソドックスな形状。エピソード2に登場した強襲トランスポートに近い。
50年代の米軍機のようなシルバーの素材もあって初見の印象は「地味」。SKAVE-1のようなキャラクター性もなく、あの強烈な使い古し感もない。旧三部作へのリスペクトにあふれる本作の中で、唯一の残念ポイントだった。
しかしS2-1でボバ・フェットのベスカーアーマーが登場したところで物語は大きく転換。本作の小道具はモダンな加工とウェザリングが施されているけど、ボバのアーマーはエピソード5登場時のプロップを中実に再現していて、有り体にいえば4K時代のプロップとしてはあきらかに雑な加工とオーバーウェザリングが施されていた。この世界感からあきらかに浮いており、その結果、強烈な歴戦のオーラを放っていた。(続
スチル写真部 L,R,F,C,S多国籍軍