ただでさえローキーな映像が多いGoTだけど今回は超絶アンダー。OLEDじゃないと反射が気になるほど。最終シーズン用のスコアと相まって恐怖や絶望感の演出が若き日のスピルバーグのように冴える。映像演出として素晴らしかったのはメリサンドルによって灯された炎が塹壕に燃えひろがったシーン。視界が一気に開けそれまでの緊張感が解放される快感。美しく、またGoT後期の特徴である「台詞ではなく映像で伝える演出」の代表的なシーン。
レイディ・モーモントの壮絶なシーンもシーズン4以前とは違う。二人目のジャイアンツ・ペインになった。