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まーたディズニーが業界の仁義を無視したアホなことをしようとしている。ソニーピクチャーズのスパイダーマンシリーズが現在の実写アメコミ映画の興隆の礎を築いたのに。

twitter.com/oscarnoyukue/statu

ディズニーがスパイダーマンの権利獲得を検討している模様。現状、ソニーが権利を有するスパイディーは特別な契約の中でMCU映画とのコラボレーションを実現しているが、ディズニーとしてはスパイダーマン関連の権利をまるごと手に入れたい意向。ソニー映画部門ごと買収する噂も囁かれている。

DCのティムバートン版バットマンなどがあったもののアメコミ映画は今に比べると微妙な作品が多く、出版社のMARVEL社も苦しかった。そこで、ソニーピクチャーズがスパイダーマンを権利獲得、現在に繋がるしっかりめの作りで鮮烈なヒットを巻き起こした。(20世紀FOXはX-MENを獲得したがこちらはぼちぼち)

それを見たDCコミックスのワーナーがアンチテーゼとしてダーク路線のバットマン(ダークナイトなど)を製作し人気を得る。

上記のヒットもあってMARVEL社は世界観を同じくした連作シリーズ、マーベルシネマティックユニバースを製作し、現在の興隆に至る。シリーズ一作目アイアンマンのヒットも大きかった。

少し前までMARVELは負け組でした。ソニースパイダーマンの果たした役割は大きかった。ディズニーがいかに不義理か。

ちなみに空気状態の20世紀FOXは、ディズニー買収される前にX-MENスピンオフの「デッドプール」を製作、一定のヒット。今までアメコミ映画で御法度だったブラックジョーク、暴力、グロ有りの「R指定」でもヒットできることを示して、その後のヴェノム やローガンなど、大人向けアメコミ映画の路線を作った。

世界観を統一したマーベルシネマティックユニバース(MCU)の成功を受けて、ワーナーは同じようなユニバースもの製作を試みるが、MCUの明るい路線のあとではダーク路線は古くなっており泣かず飛ばず(バットマンVSスーパーマンなど)。

ワーナーは世界観の統一を諦めて、個々を好きに作らせるようになり、そのおかげでアメコミ映画ではありえなかった快挙、ベネチア映画祭金獅子賞やアカデミー賞作品賞ノミノートをする2019年の「ジョーカー」に繋がります。

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