DCのティムバートン版バットマンなどがあったもののアメコミ映画は今に比べると微妙な作品が多く、出版社のMARVEL社も苦しかった。そこで、ソニーピクチャーズがスパイダーマンを権利獲得、現在に繋がるしっかりめの作りで鮮烈なヒットを巻き起こした。(20世紀FOXはX-MENを獲得したがこちらはぼちぼち)
それを見たDCコミックスのワーナーがアンチテーゼとしてダーク路線のバットマン(ダークナイトなど)を製作し人気を得る。
上記のヒットもあってMARVEL社は世界観を同じくした連作シリーズ、マーベルシネマティックユニバースを製作し、現在の興隆に至る。シリーズ一作目アイアンマンのヒットも大きかった。
少し前までMARVELは負け組でした。ソニースパイダーマンの果たした役割は大きかった。ディズニーがいかに不義理か。
ちなみに空気状態の20世紀FOXは、ディズニー買収される前にX-MENスピンオフの「デッドプール」を製作、一定のヒット。今までアメコミ映画で御法度だったブラックジョーク、暴力、グロ有りの「R指定」でもヒットできることを示して、その後のヴェノム やローガンなど、大人向けアメコミ映画の路線を作った。