2018年の年末に出した書籍「HOW TO MAKE CAPCOM FIGHTING CHARACTERS」(共著)ですが、なんとこのたび、フランス語版が出版され見本誌が届きました。フランス人の方達にZenji Nishikawaが「あー、あのセガの独占スクープがどうこういっていたやつか」と言う以外の件で認知されることを願います。
ところで、各キャラクタのページは英字とカタカナ表記が並記されるデザインなんですけどバルログのページが「VEGA:バルログ」となっているのがモヤモヤします。キャラ名ローテーションの件はともかくとして「VEGA:ベガ」でよくないか、と(笑)
価格は39.90ユーロです。ぜひ、フランス旅行の際には1冊、お買い上げ下さい。
2着、買ってしまったよ。
お出かけ用と部屋着用で。
790円だし。
【憂鬱くん誕生秘話】
1980年代最後期、Oh!X編集部で当時はまだ珍しかったベクトル系グラフィックスツールを使い、レビュー担当者の目を盗んで西川善司がいたずらで描いたもの。信じがたいことだが、その他の立派で美しいサンプル画に並んでそのまま、サンプルの一つとして誌面に掲載された。描いた本人も「え?あれ消さないで載せたの?」と驚き震えた。「憂鬱くん」という名前は、「ベクトル系グラフィックスツールでは画数の多い漢字も美しく描ける」という触れ込みがあったため、西川善司がそのテストの意味を込めて明朝体フォントで「憂鬱」の文字をこの落書きの横に添えていた。レビュー担当者が、この謎の生物が「憂鬱」という名前だと誤認し、誌面でも「憂鬱くん」と紹介され、図らずも、この名が定着してしまった。