「OBDIIの分配ケーブルはトヨタ車を壊す」という話題。
GRヤリスをはじめ、トヨタ車はこれを使うと、ECUがフェイルセーフモードに移行してしまい、そのあと「故障しない範囲の制御」に移行してしまい、本来の車の性能が発揮できなくなる…という問題
恐ろしいのは、OBDII分岐ケーブルを外しても元に戻らない、自己診断でもフェイルセーフに落ちている事を判断できないということ。どうやらそういうバグに落ち込むらしい
デンソー系のECUは全てこのバグを抱えているらしい
さらに恐ろしいのは、このフェイルセーフに落ち込んだGRヤリスが中古市場に相当数出回っているという話。状態がいいのに低走行のGRヤリスは転売落ちではなく、むしろフェイルセーフから抜けられない車両と疑った方がいいとか
そこを見つけたのは素晴らしいけど、この方、「もうOBSIIポートには何も繋ぐな」と意見を飛躍させてしまっているのが惜しい
中華系OBDII分岐ケーブルは、スイッチング回路もなしに、OBDIIの各端子から電線を分岐させているだけのローテクケーブルなので原因はそこにあるだけです
@hideki_oride
OBDIIはその規格の範囲内であれば使うことには問題がないはずですが、自動車メーカーとしては目カーが想定していること以外の用途では奨励はしないでしょう。
ちなみに、OBDIIポートを使う機器の多くは、下記で言うところの、「現在情報をよこせ」(Show current data)のところだけです。これをCANの仕組みで送っているだけです。
https://en.wikipedia.org/wiki/OBD-II_PIDs
これだけでエラーを起こすECUがあるとしたらちょっとヤバイと思います。
しかし、コンピュータのネットワークのLANでも、膨大なリクエストを短時間に送ったらパンクしますから、それと同じで、無名メーカーのOBDII機器は接続するべきではないかもしれません。
ただ、過剰に反応するのもおかしな話ですし、それを問題ないと思って使っている人を咎めるべきでもないでしょう。
不安な人は使わなければいいと思いますし。重大な問題が発覚すれば法整備が始まるはずです。今回の件は事実だとすれば、リセットしても元に戻らないというのはバグだと思うのでトヨタ側から対策が出るとは思います。