正月明けからの新作映画公開のシーズは終わって、今週末からはアカデミー賞ノミネート作の公開が始まってます。

私の今週のセレクトは、『小学校 それは小さな社会』と『セプテンバー5』

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『小学校 それは小さな社会』の監督はもう一作の『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』と共にドキュメンタリー部門で夫婦で2作ノミネートされた山崎エマさん。
内容についてはひとまずおいて、両作とも撮り方に注目ですね。

『小学校 それは小さな社会』(“The Making of a Japanese)の素材から作られたノミネート作はこちらに公開されているもの。
まず絵が優しく綺麗ですが、エンドロールの最後はCanonだったのでEOSの色がベースだから安心するのですかね。
そして、音声は凄い人数に長期間ピンマイクを付けて撮っているようなんですね。
編集凄く大変そう。

youtube.com/watch?v=DRW0auOiqm

Instruments of a Beating Heart

もう一作の『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』は山崎さんは編集ですが、素材の多くは監督の伊藤さんが日記としてシネマカメラ(これもシネマEOS?)で撮ったもの。
.... 編集大変そう。

elle.com/jp/culture/movie-tv/a

アカデミー賞にノミネート!『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』で伊藤詩織が私たちに投げかけていること

伊藤さんもビデオジャーナリストですから、ドリ金さんみたいなものですけどね。
散財小説を映画にするとなると大仕事になりますから。

だから私思ったんです、散財小説を映画に出来るのは、この山崎エマさんだと。

甲子園、小学校 ときたら、散財兄弟ですよね!

youtube.com/watch?v=-1lZkfxGfR

【日本の小学校の映画が世界で大反響】公立小学校が「日本をつくる」/“個性重視”教育の北欧が日本の小学校を再評価したワケ【CROSS DIG 1on1】

(町山さんあたりの)左寄りの人は『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』推しで、アカデミー会員にも人気なんでしょうが、『小学校 』の方が多くの人が見やすくて、色々な見方のできる傑作ですね。
ドリ金さんがSFで成功してREDを買えるのは小学校教育のおかけなのかと。

>> 日本人は「小学校でつくられる」米国では、仕事の場でよく「責任感がある」「時間にきっちりしている」「チームへの貢献が素晴らしい」などと評価された。

nippon.com/ja/people/e00227/

「日本の普通」に世界が驚いた: 映画『小学校~それは小さな社会~』を制作した山崎エマ監督

直近で、トワイライトウォリアーズ、1st Kiss、 野生のロズ と本年の代表作になるであろう作品を観た後に観て、この3作より良いかもと思ったぐらいの作品です。(公開は昨年末ですけど)

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