虎に翼 #41-45 男は度胸、女は愛嬌? 感想
#41があまりにも辛かったので、続きを観るのが怖くてやっと追いついた。
この週のプロット、脚本、演出、音楽は日本的ドラマの大きな転換点であり偉大なマイルストーンになったのではないか?。
盤面を覆したのはお父さん最後の登場になった#42。#41で視聴者をあそこまで追い詰めて、虎ちゃんも能面のような表情だったのに、普通そこにコメディ要素ぶちこめる?脚本だけでなく音楽まで。視聴者の誰もが思っただろう。「あんな風に人生終えたい」悲しいのに笑える。笑えるのに楽しい。シェイクスピアは言った。「人生は悲劇と喜劇のごった煮である」 自殺した桂枝雀師匠は言った。「笑いは緊張の緩和」。おそらく、今のハリウッド映画が失いつつあるのがこの古典的作劇術なんだろう。日本映画は伊丹十三の例もあってこの機微を映像化するのに慣れている。
そして、日本人の戦争感を根底から変えた映画は「この世界の片隅で」だった。この作品のあとで映像作品での戦争の扱いは大きく変容する。イデオロギー闘争の道具から舞台装置としての神話へと。
SOCOMピストルでかい!MP7に近いサイズありそう。
Q. 一見冴えないこのおじさんの本業は? | ザ・コンサルタント | Netflix Japan
https://youtu.be/GqMM6BYkNs4?si=WF094b9T5_dv16li
ウェルズの宇宙戦争が普及の名作となった理由
それはSF性によってではなく、16年後に勃発するWW1の空気感を生々しく予言していたこと。侵略者の恐ろしさよりも、混乱する群衆の恐ろしさを的確に伝えていたこと。映像化作品はその辺りの空気感がどうしても抜け落ちる。似てるのはAKIRAの漫画版かも
#光る君へ 旅立ち
大河ドラマの枠内でここまでの作品が作れるとは思わなかった。鳥肌。
今、このタイミングで海外で配信して欲しい。SAMURAIが登場しない日本の良質コンテンツをアピールするチャンス。
零式ジェガン このひとのギャグセンス素晴らしい。
https://x.com/takanasu05/status/1796126896029323463?s=46&t=N7fFA3xd5jg4JCBnyzSEIg
大好きなチェコのパペットアニメ「ぼくらとあそぼう」。トムとジェリーに匹敵するドアバタコメディだけど芸術性が非常に高い。そしてクマ二匹が小津映画のようなセリフ回しでしゃべるシュールさ。
今見返すとこの作品からずいぶん影響受けてるのがわかる。しのりんと貯めちゃんのドタバタらくがきもここから。
第一話「おかゆのはなし」
スチル写真部 L,R,F,C,S多国籍軍