山から滲み出ている水が増えてたり、山の傍の用水路などの水が濁るようになった、普段は乾いたままの雨水を流す用水路へ常に水が流れているようになっていたらまずいです
地すべりや土砂崩れは山の地下水脈が上段と下段を分離することで起きるので、晴れていても染み出す水の量がいつもより増えるような兆候が現れやすいです
木の根は地肌しか山の斜面を保持しないので、木の根が到達するよりも下層が分離すると木があっても地すべりは起きるのです
これらの問題で最大の懸念が市町村合併や再開発、区画整理により新たな地名が名付けられ継承されてきた地名の意味が失われることがあることです
古い地名を知るには国土地理院の過去の地図を調べるか、郷土資料館などで災害の記録を調べるしかありません
特に郷土資料館は有用で、国土地理院でも把握してない非公式の地名、地元での呼び名が記録されていることがあるので興味があれば郷土資料館を訪れてみると良いかも知れません