市場決済の寡占に至れば通貨偽造を抑制できる上に国家が通貨の移動を監視可能で漏れのない課税、犯罪組織に流れる資金も抑制できるのがメリットで、デメリットは国家に個人の経済活動を監視される上に民間送金業者の成長を阻害する
ちなみに似たような取り組みにフランスが手動した「GNU Taler」がある
https://ja.wikipedia.org/wiki/GNU_Taler
GNUの名が付くようにFLOSSなプロジェクトでこちらは国家が通貨の移動を監視可能でありつつもプライバシーに配慮した設計となっている
こういう仕組み
A「ガジェットが欲しいのでBさんガジェットをください」
B「売ります」
A「ガジェットの代金をGNU Talerで決済」
A「GNU Taler口座へ国家通貨を送金しコインを受け取ってコインをBに送金します」
B「コインを受け取りました」
B「売上を得るためコインをGNU Taler口座へ送金し国家通貨を得ます」
国家は何故コインが発生したのか?までは監視しておらず、Aが国家通貨とコインを交換したことと、Bがコインを国家通貨に交換したことしか監視していない
実際のところAの保有コインがBに送金されたことまで追跡すると2者間の関係性が監視可能だが、それをしない仕様とすることでプライバシーに配慮するってのがGNU Taler