市場決済の寡占に至れば通貨偽造を抑制できる上に国家が通貨の移動を監視可能で漏れのない課税、犯罪組織に流れる資金も抑制できるのがメリットで、デメリットは国家に個人の経済活動を監視される上に民間送金業者の成長を阻害する

ちなみに似たような取り組みにフランスが手動した「GNU Taler」がある

ja.wikipedia.org/wiki/GNU_Tale

GNUの名が付くようにFLOSSなプロジェクトでこちらは国家が通貨の移動を監視可能でありつつもプライバシーに配慮した設計となっている

mstdn.guru/@furoneko/108818297

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GNU Talerの場合どうやってプライバシーに配慮しているか?と言えば解決手段が物凄くシンプル

国家が運営するGNU Taler引き出し用口座が存在し、GNU Talerでは国家通貨と等価交換できる兌換仮想通貨の通称「コイン」によって送金を行い、保有コインの量に応じてGNU Taler引き出し用口座から国家通貨を引き出せるという仕組みになっている

つまり、国家はGNU Taler引き出し用口座を介したコインの出入りのみを監視しているだけでありコインによって何が取引されたのかまでは把握しておらず、更にGNU Taler引き出し用口座から犯罪性組織や犯罪性個人を排除することによって不正送金を防ぐという仕組みになっている

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こういう仕組み

A「ガジェットが欲しいのでBさんガジェットをください」

B「売ります」

A「ガジェットの代金をGNU Talerで決済」

A「GNU Taler口座へ国家通貨を送金しコインを受け取ってコインをBに送金します」

B「コインを受け取りました」

B「売上を得るためコインをGNU Taler口座へ送金し国家通貨を得ます」

国家は何故コインが発生したのか?までは監視しておらず、Aが国家通貨とコインを交換したことと、Bがコインを国家通貨に交換したことしか監視していない

実際のところAの保有コインがBに送金されたことまで追跡すると2者間の関係性が監視可能だが、それをしない仕様とすることでプライバシーに配慮するってのがGNU Taler

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