購入したのはFossil Sport Smartwatch 43mmです。
最大の売り文句はQualcommのウェアラブルデバイス向け最新SocであるSnapdragon Wear 3100を搭載していること。
どうやら特徴的であった"Q"形状の箱はディスコンになったらしく、箱にはQの印刷が見えますが、おそらくはQのブランディングをそこまで前面に出す気はないのだと思います。
クイックスタートガイドは付いてますが、何よりも多言語版取扱説明書のブ厚さが印象的です。最初はオマケのメモだと思ったw
設定はAppストアからダウンロードしたWear OSアプリで簡単に行なえます。
ただ、バッテリがゼロだったので充電しなきゃ使い始められないのは少々残念。
設定して実際に装着した印象は思ったよりも自然。
ボクに直接会ったことのある人ならば知っていると思いますが、ボクはそこそこ身体が大きいので装着する人に寄っては印象が変わるかも知れません。
ケースの厚みも従来よりも2mm薄くなったことを売りの1つとしていることもあり、不恰好なほど厚くはなく自然。
しかしながらFossil Sport Smartwatchのデザイン上、冠婚葬祭などフォーマルすぎる環境には合わないと思うので、その辺りはTPOに合わせた選択が必要でしょう。
動作は軽快とまでは行かないものの少なくともApple Watch Gen1/Gen2よりは軽快、Gen3と遜色なく、お世辞を言えばGen4並みと言っても過言とは受け取られないレベル。
ただ、チュートリアルを完了しないとワーキングメモリの一部が取られるのか、レビューしながら操作を進めていると引っ掛かる感覚を得たが、チュートリアルを終了すると無くなった。
ハードウェア竜頭による上下移動操作は思ったよりも快適で、何度もスワイプしなくて良くなるのは考えられた仕様だと感じた。
他に気になる点と言えば「戻る」などの操作の際に画面端からしっかりと行なわないと操作を受け付けない挙動が見られる点。
こういうのは慣れの問題だけれど、もっとプアな操作感で良いと感じなくもない。
以前、言及した通りにスリープログのトラックモニタリングを試してみました。
利用したのは色々調べてみて様々なスマートウォッチやアクティビティトラッカーに対応している「Sleep as Android」を選択しました。
Sleep as Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.urbandroid.sleep
今週は忙しく疲れていたのと、せっかくスリープログを取るならと思いっきり寝てみました。
Wear OSがSleep as Androidにできることは、加速度センサによる身体の動きなどから睡眠状態の検知、心拍数センサがあるのならば心拍数のトラッキングです。これから寝ますよという司令をWear OSから出すことも可能。
見ていて面白いのは人間って目覚める瞬間にグワッと心拍数上がるんですね。デーモンプロセスを起動しているかのようだ。
Sleep as Androidは他にも実睡眠時間計算やマイクからいびきの検知をしたり、睡眠に関するアドバイスもしてくれるのでなかなか良い睡眠アプリかな?と思います。
Wear OSの特徴と言えばサードパーティのウォッチフェイスが膨大にあるということ
そこで今回は「Marin Commander Watch Face For WearOS」というウォッチフェイスを購入してみました。
Marin Commander Watch Face For WearOS
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bosenko.watchface.marinecommander
スタンダードなデザインに豊富なカスタマイズ機能、2種類の省電力アンビエントモードにも対応しており、全部入り感があって良いです。
ちなみに購入しなくとも全機能が動作し、無料時は小さく「DEMO」と表示されるだけというのもお財布に優しいですね(ボクは気に入ったので購入した)。
箱から取り出した印象は「うーん・・・Apple Watchよりもチープ感がすごい・・・」というもの。
アルミニウムとプラスチックによって成形されているケースはお世辞を言っても「高級感がある」とは表現できないです。
シリコン製バンドのチープ感と合わさり「これ4万円するんだぜ?」と自慢は少々しにくいでしょう。
ただ、持ち上げた瞬間からはっきりと感じる公称28gの軽量感は素晴しく、Apple Watch 4 40mmの公称30.1gとの2gの差を如実に伝えて決ます。
スポーティなモデルと考えるのであれば軽さが正義なのは間違いないので、ここは評価すべき点でしょう。