理系の人がポジティブな意味で「火を吹く」と表現する場合、イメージされるのは「アフターバーナー(またはアフターファイアー)」です

アフターバーナーとは、ジェット機の排気へ燃料を噴射することによって推力を増やす技術。戦闘機が加速する際によく使われるもの

アフターファイアーとは、主にモータースポーツ界隈で空燃比に対して燃料が濃い調整をされた場合に、エンジンシリンダ内で燃焼しきれずマフラーから残った燃料が放出され、廃棄熱によって着火する現象です。燃料を思いっきり使ってパワーを出すモータースポーツカーで起こります

すなわちポジティブな「火を吹く」とは理系の中では戦闘機やモータースポーツカーなどのスピードやパワーが発揮される際の象徴的な現象ということになります

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ちなみにこの手の表現で「ニトロ」というのもある

ニトロとはニトログリセリンのことであり強力な爆発力をイメージした表現です

実際にモータースポーツ界隈では「ナイトラス・オキサイド・システム(NOS)」のことをニトロと表現することがあります

NOSの中身は亜酸化窒素ですが亜酸化窒素は高温に達するとO2(つまり酸素)が分離し、燃料を濃くしても大量の酸素を供給できるようになり爆発的なパワーを発生させます

この爆発力がまるでニトログリセリンのようなので、NOSをニトロと読んでいるわけです

更に付け加えればニトロを使うとアフターファイアーが発生しやすくなります

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それでこの文脈を知った上でAppleがMac Pro向けに何故「Afterburner」を提供しているのかを考えると何故Afterburnerという名付けをしたのか?というのがわかるわけです

あっチクショウ・・・Appleの解説しちまった・・・w

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グルドン

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