女性誌『MORE』の休刊と雑誌文化の終焉
ついに『MORE』が休刊(実質終刊)したことを受け、90万部という伝説的な部数を誇った“マスど真ん中の王道女性誌”の終わりを悼む。
Non-noからMOREという流れが圧倒的な部数1位で、エッチな要素を一切排除した清純路線でありながら、読者層・モデル・特集すべてがマスを完璧に捉えていた。
同時に、雑誌が持っていた「優しさだけじゃない厳しさ」=読者の好みに100%合わせず、「これ知っとこうよ」「背伸びしてみよう」という提案の姿勢が失われつつある現代のアルゴリズム文化への憂いも語られる。小林はこれを「雑誌のレクイエム」と呼びつつ、ポッドキャスト自体がその精神の残滓だと位置づける。
https://youtu.be/FR-xbAVk0y0?si=cbauP7TmKm8JRjeO