Wayve CEO アレックス・ケンダルが語る「AV 2.0の勝利」
Wayveが推進するAV 2.0は「センサー入力 → 巨大な単一のエンドツーエンドニューラルネット → 運動出力」の構成。手作業のモジュールやHDマップを一切使わず、車載AIだけで世界中のどんな道でも走ることを目指す。
2018年に世界初の実走行可能な世界モデル(当時は10万パラメータの超小型)を搭載。現在のGIA(Generative Internal Agent)は複数カメラ・センサーをフルにシミュレートできる生成型世界モデルで、車内で「次に何が起こるか」を内部でシミュレーションしながら走行する。
Wayveはロボットタクシーではなく、年間9,000万台生産される市販車にネイティブ搭載する道を選んだ。Tesla以外の大手OEM(日産など)と提携し、ソフトウェア定義車両(SDV)に自社AIを統合。巨大な基盤モデルを定期的に訓練(ほぼ毎月更新)。99%以上はそのまま共通で使い、特定の車両・センサー構成に合わせて最後の部分だけ微調整(パーソナライズ)する。