なるほど。
中国から日本への観光客が激減しているが、これは単なる国民感情によるボイコットではない。国有航空会社や国有旅行代理店が意図的に便を削減・キャンセルしており、政府の強い影響力で「観光客の供給を簡単に絞れる」状況にある。過去にも中日関係悪化は何度も繰り返されており、タイ・カンボジア関係や中台関係と同様、いずれは正常化するだろう。ただし回復期間は誰にも予測できない。
対日観光抑制は、中国が「アウトバウンド観光ドル」を明確に武器として使っている事例だと多くの観測筋が指摘する。これに対し、KP氏(バンヤンツリーグループ副会長)は「中国は他国の先例を真似しているだけだ」と断言。特に米国が過去2年間、特定のイスラム圏からの観光客を入国拒否するなど「観光を武器化」してきたことを挙げ、「他国がやったことを中国が学ぶのは当然の流れだ」と皮肉交じりに語った。
https://youtu.be/VZb_yiETu0k?si=PhX-WIOYgSpYAcbS