そこって言われるんだろうけど、やはり安彦さんの描くマ・クベは良い。あれだけで劇場に足を運んだ甲斐はありました。
予告だったかを見た時にブライトとメガネの上官(?)の会話で残置諜者って言葉があって、 島に来たジムとガンペリーをフルボッコにしちゃう残置諜者ってどうなの?って思ったんだけど、前後の芝居で、メガネの上官が厄介事を厄介者に押し付けるのに(自分でもその言葉はおかしいと思いながら)使った言葉なんだなと感じました。
海に転がってるジムに続いてザクの残骸で島に来る者は連邦・ジオン関係なく潰してるのに気づかせるのはさすがと感じました。
最後のバトルシーンは良い意味で時代劇っぽい王道な展開で良かったと思いました。
以前、ファーストガンダム以降のロボットアニメでその回に1度も主人公ロボットが出ない回のあるアニメがあって、冨野さんが名指しこそしなかったと思うけど、それはないんじゃないか?と書いてたのを思い出しました。サンライズじゃないし そんなでもない番組なのによく見てるなあと思いました。
今回の映画も しっかり”機動戦士ガンダム”してたと思います。