数値計算天気予報の技術記事を読んでいてとても納得したのは、スーパーコンピュータの計算能力の殆どを、実は初期値推定の為の過去からの数値シミュレーションに使っているという話でした。
数値シミュレーションを行う為の初期状態(現在の天気)が全て観測で分かっていないので、過去のデータから現在の天気を予想して、一番良さげな結果を初期値として、将来の天気を予想しています。
なので、スーパーコンピュータの計算機能力って、有れば有るほど良いんですよね。
というか、昔は天気図見ながらえいやって、天気予報していた事を知らない世代も多いのかなぁ...(だから、子供の頃の天気予報は本当に当たらなかったw)

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@hakkenden さん
確か偏微分方程式の世界だと記憶しています。僕は理論でしたが、それを実践で計算するにはコンピュータが必要と思っていました。解にいくまでの計算が大変(笑)。

@norikun 非線形の偏微分方程式ですよね、確か。地球シミュレータの様に全球で計算すれば境界条件フリーにはなりますが、初期条件は分かっている場所(観測箇所)の方が圧倒的に少ないので、何らかの方法で補間や推定する必要があります。その方法の一つとして、過去のシミュレーションを利用するというのが、とても新鮮に感じたのを憶えています。

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