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mstdn.guru/@furoneko/112330404

カメラの撮像素子側(フィルム側)にカバーガラスがある場合

(1)カバーガラスの厚みの変化によって球面収差が変化します。したがってバックフォーカス中にカバーガラスが無いフィルムカメラ用レンズをデジタルで使用すると球面収差が増えます。もともとカバーガラス前提のデジタルカメラ用レンズですと球面収差を補正した設計にしているので問題はないと思いますがそれでもボディによってカバーガラスの厚みが変われば変化はする。

(2)NA(=口径/焦点距離)の4乗に比例して球面収差が増えます。広角レンズのように焦点距離が短くなるとNAは大きくなるので球面収差は増加する。

(3)カバーガラスの屈折率の変化によっても球面収差は変化しますので。ボディ側のカバーガラスの材質が変われば同じレンズでも収差の出方が変わります。

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