古いCD等の光ディスクドライブは経年変化で光学部品等がずれて不完全なサーボ信号しか得られなくなります。最近の物は集積化されているので経年変化は小さいのですが。
システムはまずフォーカスサーボをかけますがその信号が不完全ですと、システムがリトライし続けて時間がかかったり途中であきらめて停止します。
次にフォーカスがかかるとトラッキングをかけてCDのピット列を読みますがここでトラッキング信号にずれがあるとエラーの多い信号しか読めないかまたはサーボがかかりません。
またこれらの現象は光学部品の汚れでも発生します。
古いCDプレーヤーですとシステムがあまりLSI化されていないので基板の端子からサーボ信号を観察することができるかもしれません。