根元にRをつけたらどのくらい強度アップするかFusion360でシミュレーションしてみました。
(条件)
・材料:ABS樹脂
・形状:根元の直径Φ20
・荷重方向:Φ20の先端を水平方向
・根元のR:R0.1、R1
(結果)
・R0.1で安全率=1(塑性変形する応力が発生)になる水平荷重は9kgf
・R1で水平荷重9kgfをかけると安全率=3.07となり(発生する応力は1/3.07)応力が小さくなり余裕が生まれる。
但し、安全率=降伏応力/発生する応力
降伏応力:材料が塑性変形する応力(一定値)
★力がかかる境界部分にはできるだけ大きなRをつけましょう。
機械設計者は力がかかりそうな所には自然とRをつけます。