写真館の団体であるPAJが主催する大会で基調講演をすることになりました。
以下は、堀光治会長によるメッセージです。
今回の大会テーマは、「さようなら 写真館!?」です。
私たちの祖先である写真師たちが「写真館」を始めた 100 年以上前の頃を思い起こしてみましょう。幕末から明治初期の時代の写真師たちは、当時最先端の光学技術である暗箱と、化学を応用した感光材料を駆使して、写真を撮影しています。写された被写体は魂が抜かれると恐れられたように、当時の人々は写真師たちが「魔法」や「魔術」 を使っているように思っていたに違いありません。
その頃の写真師の声が聞こえてきます。「我々が当時創りあげたビジネスモデルにいつまでしがみついているつもりだ! 写真師はいつだって時代の最先端を闊歩してきたのだ。さあ いまこそ、プロンプトという呪文を使って、100 年ぶりに魔術を取り戻せ」と。
今回、ご講演いただく松尾 公也氏には、写真館を生成 AI のプラットフォームとして再定義することで見えてくるビジネスモデルの可能性についてご教授いただきます。
超愛妻家