"Netflixさんの要求としては、映像的には暗くていいということや、映像に対しての要求やこだわりがものすごかったです。日本でそこまで言及する映画会社・プロデューサーにはお会い出来ませんが、Netflixさんからしますと、演出は監督責任ですが、映像のトーンにかなりグレードの高い要求がありました。今回は4Kのカメラで撮って、サウンドは5.1chで作られていますが、いま家庭で4Kの5.1chの環境で鑑賞できるのは、ホームシアターを持っている人とか、ごく一部なんです。なぜそこまでのスペックで撮るかというと、Netflixさんはが今後10年間、この『僕だけがいない街』を常に最高のクオリティで配信し続けるためなんです。今すぐこの作品を観ずに、例えば5年後10年後に観るかもしれない。そうなった時に、常に最新の状態で作品のクオリティを保つということを大切にしています"
ドラマ『僕だけがいない街』監督が語るNetfliXのスゴさ「高クリエイティブな提案をしてくれる“黒船”は日本作品を成長させる」| http://getnews.jp/archives/2000412