10代の時にやっておけばよかったことは分からないけど
10代の時にやっておけばよかったことは分からないけど、10代の時にまったく理解できなかったことが大人になって腑に落ちたときは嬉しい。
逆シャアの最後のシーンは代表格。「今やれる事を愚鈍に実行するアムロ」と「世間を冷笑して距離を置くシャア」との対比。
社会でこの両者の対比をたくさん見てきた。長い年月を経てゴジラ-1.0の「やれることは全部やるんだ」「やってみねぇとその奇跡ってもんもおこんねぇしな」に結実する。
シャア的な考えのひとは言葉で認知され支持されるけど、アムロ的な考えのひとは認知されにくい。
こんな寓話的な結末は創造主の富野監督にしか許されない。ある意味イデオンより難解。受け手が人生を経てブーメランのように刺さる作品。これも芸術の役割。
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10代の時にやっておけばよかったことは分からないけど
アムロがその時にできたことが「石っころを押し返す」だったけど、ブライトが出来たことが「ラーカイラムで同じことをする」ではなかった。これも大人になって刺さるポイント。