ゴジラ-1.0/C鑑賞
モノクロ設計の最高到達点は「ローマ」だと思ってるけど、この作品も違うベクトルながら同じ高みにきた。
カラーの時には芝居じみた浪花節のセリフが鼻についたけど、色を削り落としたことで完全に物語に溶け込んでいた事に驚いてる。4回も鑑賞した作品なのに、今回はじめて涙が出た。
銀座、相模湾の海と空の表現が神々しいまでの域。
このゴジラはモノクロ版が本編だと断言できる

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鑑賞するなら是非注目して欲しいモノクロポイント(リピーター向け) 

・大戸島ゴジラ出現シーン。ガチ怖い
・廃墟となった自宅を見つめる敷島
・海全体の黒い流体感
・銀座熱線放射時の背びれ発光(驚くべきモノクロ表現)
・キノコ雲の恐ろしくも人智を超えた絶望的美しさ
・そして一番素晴らしかったのは、橘にゴジラ撃退の策を告げる敷島の狂気の目。これは背筋が寒くなった。そして圧倒的にモノクロの良さが際立ったシーン

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グルドン

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