エヴァ新劇場版についての感想 

新劇場版を作ると聞いたとき、かなりがっかりしたのを覚えてる。今更セルフリメイクなんて安パイを選ぶなんてと。破、Qと続いて物語がTV版から乖離していっても残った残念感。さすがにTV版->旧劇場版のような狂った革新性はもう出せないんだと。
でも、シンは本当に驚いた。今までの不満は過去を否定してリメイクしている事に対して。カントクの過去の葛藤、トラウマまで含めて全肯定する素晴らしいエンディング。Qで時間が一気に経過したことで、登場人物達が観客の人生とリンクしていた。
ここまでの全肯定映画って他に候補をあげる事が出来ない。
過去を振り返る事はせずに自分の人生を全肯定する。年を取るのも悪くないと思った映画。
(正直、作品の中の伏線や謎はこの映画にとって胡椒程度の意味なんだと思う)

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エヴァ新劇場版についての感想 

旧劇場版 人類補完計画発動時の曲 Komm, süsser Tod ~甘き死よ、来たれ~。カントクがこの詩に込めた気持ちはシンみた後にすごく重く感じる

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I wish that I could turn back time
cause' now the guilt is all mine
犯した罪におののき、時間を巻き戻せたらと願うけど
can't live without
the trust from those you love
愛しい人々との触れあいはもはや彼方
I know we can't forget the past
you can't forget love & pride
because of that, it's killing me inside
そう、過去はいつまでも心に巣くい、自我はどこまでも私を縛る
そして私を溶かしていく
It all returns to nothing, it just keeps tumbling down, tumbling down, tumbling down
ほどけて、溶けて、消えていく

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