最近インフラの破壊にシフトしつつあるのは不味い傾向な気がしてならない
いや、ロシアがウクライナ領土の実効支配地域を増やしつつある現状、ウクライナ領土内に駐屯するロシア軍もまた多く必要で、その増えたロシア軍を維持する為の物量もまた増加するので、ロシア国内インフラの攻撃目標的価値が上昇しているというのは理解している
ただ、これまでのウクライナ軍はロシア軍が攻めれば出血が増えるという専守防衛的なドクトリンを重視していて、ロシア国内への攻撃も専守防衛的なドクトリンを活かすためのものだった
つまり、ウクライナはこれまで徹底的に"人(兵)"を狙うドクトリンだったのだけれど、最近は"物(特にインフラ)"を狙う傾向が強くなっている
何らかの理由で従来のドクトリンから新しいドクトリンへ移行しなきゃいけなくなってるんじゃないか
「これがNATO軍との協調戦略です」って言うなら物凄く有効な動きだとは思うけどね