海底火山で噴出される軽石の船舶上での処理は冗談じゃなく本当に大変で、わかりやすくイメージで伝えると「わんこそば」状態になる
船舶エンジンは当然ながら水冷で、その船舶エンジンで利用された冷却水は熱いままだと良くないので海水によって冷却される(船舶エンジンを冷却水が冷却し、冷却水を海水が冷却する)
つまり船舶には海水が取り込まれるんだけど、海の水には異物が混入していることが結構あるのでストレーナーと呼ばれる粗い網目の籠(かご)のようなフィルターで濾す
ストレーナーにはたいてい1号ストレーナーと2号ストレーナーがあり、ストレーナー清掃のたびに切り替えて運用するが、海中に軽石が大量に混入しているとストレーナーを切り替えては清掃するを延々と繰り返すハメになる
下手をすると数時間ずっと同じ作業を繰り返すわけで、船舶の大型エンジンのストレーナーは重いし腕が悲鳴をあげ汗水たらしながら黙々と「わんこそば」するのだ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220823/k10013784791000.html
ちなみにボクは交代しながらだけどエチゼンクラゲで一昼夜「わんこそば」をやったことあるぞ!
最初はみんな笑っていたが数時間経つと全員が無言になりピリピリした空気の中でずっと「わんこそば」やるんだ