今日更新のニコニコ漫画の辺境の老騎士バルト・ローエンで語られている「その色は茶色で妙な癖もあり食感も味もあまり好みではなかった」というのは「不耕起栽培」された米だね
不耕起栽培とは字の如く耕さない農法であり米であれば水田すら作らない
不耕起栽培された米は白ではなく黄がかった色に染まるという特徴がある
さらに米は広範囲で不耕起栽培をすると面積あたりの収穫量が減り、更には味が落ちると言われているが、これは逆に非常に狭い範囲で不耕起栽培をすると味が良くなるとも言われている(色は黄色のまま)
バブル期以前では家庭菜園で不耕起栽培による米栽培がかなりポピュラーだったらしい
家庭菜園レベルの範囲ならば手軽に管理できる不耕起栽培でも問題がなく、むしろ味が良くなるので好まれたらしい
これは同時期に鶏を飼育することがポピュラーだったことも関係していて、鶏小屋の地面に籾殻を撒いて鶏の臭いを抑えつつ、のちに家庭菜園の肥料として転用できたからだ
昔の人の知恵だね!