イヤホン・ヘッドフォン・スピーカーは理論上めっちゃ硬いドライバ・ツイータを大電流大電圧で振動させれば高音質になる
難しいのは安定して大電流大電圧を発生・制御することで当然ながら何も考えずにやろうとするとノイズが物凄く乗る
理由は単純でドライバ・ツイータへ音声信号を出力する前に伝記信号を増幅しなければならないわけで、増幅すると余計な電気信号が入りやすいため
安価にやろうとすると大電流大電圧にコンデンサとか電子部品が耐えられないので結局は低音質になる
ていうか大電流大電圧に耐えられる電子部品ってたいていデカくて重いので小型化が難しい
さらに言えばめっちゃ硬い素材ってたいてい高価なので、素材の時点で安価に作れないというw
何でめっちゃ硬い素材だと高音質になるの?という疑問に簡単に答えると「めっちゃ硬い素材は元の形に戻ろうとする力がめちゃくちゃあるので振幅する距離を正確に取ることができるから」なのです
柔らかい素材は元に戻ろうとする力が弱いので音を鳴らすとエコーが掛かったように響いてしまうんですねボワンボワンって
響いてしまうということは正確に距離を取ることが難しいわけです。必要以上に振幅してしまったり他の振幅と合成されちゃったりするわけですね
この振幅の正確性がいわゆるオーディオ記事で解説されている「音の解像度」の正体です
ゲームや動画、ディスプレイモニタなどのFPS値と同じようなものだと理解して良いでしょう
ただ人間は結構テキトーな生き物なので物理的な数値の高音質でも人間が感じる"高音質"とは限らないのがオーディオ沼の怖いとこw