航空が船舶に学んだと言うのは、航空が生まれる前に国際航行をしていたのは船舶であり、その海難事例から航空はよく学んだという意味
更に言ってみればいわゆるオートパイロット技術も航空より船舶のほうが先にある
当初の船舶のオートパイロットは非常に限定的な舵角を維持するという機能しかないものだったが現在ではGPS情報から進むべき緯度経度の指定や、電子海図上に設定した航路を追従できるようになっている
ただしこれは最新鋭の船舶のみであり、現在でもまだ古典的な舵角を維持するという機能しかない船舶も運用されている
何故ならば船舶は乗り物として比較的寿命の長いものであり旧来技術が継承されやすい傾向にあるからだ