未来のミライが人を選ぶ理由は、大前提として「親を経験しているかどうか?」にあるからだと思う
この点で重要なのは「親は少年期を経験している」という点なんだよね
つまり、お兄ちゃんへ対して「少年期の自分」「自分の子供」を重ねられるわけだ
未来のミライの中には「少年期の自分」「親である自分」「自分の子供」という感情移入できる3要素があるんだよ
未来のミライを観る人はたいてい「少年期の自分」を経験しているけど、これ以降はどうなのかわからない
「少年期の自分」だけしか経験していないのであれば感情移入は1/3となってしまい、未来のミライが何を見せたかったのかわからなくなってしまう
興行としての失策はたぶんココだと思うんだ