SSI、そしてDIDが活きてくるところは「要求された個人情報へ対して個人は必要な範囲だけ個人情報の開示を指定できる」という部分だと思います
例えば現在はコンビニでタバコ・酒を購入しようとすると日本でいうと運転免許証などで成人であることを証明する必要がありますが、運転免許証には生年月日のほかに、氏名や許諾されている運転車両範囲の情報、住所など成人認証に必要のない個人情報が記載されています
SSIやDIDは成人しているかどうかを問われたとき、余計な情報を開示せずに成人であることだけを示す可能となるわけです
コンビニPayの場合では本人であるかどうかを問われたとき、その仕組みによって何ら個人情報を開示せずに本人であることを証明することが可能なのです。もちろんパスワード再発行でも同様です
クレジットカードやポイントカード、会員証などがDIDへ紐付けられれば、それらのカードはすべて必要がなくなり、もちろんGoogleアカウントだろうがApple IDだろうが必要なくなるわけです