iPhoneが登場したからiモードが凋落したという意見には一理あるけど、それは完璧な回答かと言えばそうではないと思う。

何故なら「一般消費者が認識していたiモードとはインターネット回線の一部を会員制クローズドネットワークとした制限的なワールドワイドウェブ環境」のことではなく「一般消費者が認識していたiモードとはiMenu」のことだったから。

当時のiモードを経験した多くの方々がiモードって言われて頭に浮かぶのは投稿した画像のコレだと思うのです(ボクは技術者目線寄りなので誤ってたらスミマセン・・・)。

一般消費者にとってiモード(=iMenu)がクローズドネットワークかどうかなんて技術的な部分は関係ないんですよ。一般消費者にとってのiモードはiMenuという名のポータルサイトです。

ifは所詮ifでしかないですが、もしiモードがダークサイドに堕ちていなければ今でもiモード(=iMenu)はアプリとしてiPhoneに提供されていたと思います。

そしてiモード(=iMenu)が凋落し、オープンネットワーク化されリブランドされたのが現在の「dメニュー」であるとボクは考えてます。

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つまり、何が言いたいかと言えば「iPhoneとiモードは共存する可能性があった」んですよ。

だけど一般消費者はiPhoneにiモード(=iMenu)が無くても良いと考えた。

それは何故か?と言えばボクの回答である「iモードはもはや安心ではなくなったから」です。

iモードが安心・安全で一般消費者にとって無くてはならないものになっていたのならば「iMenuアプリ」はiPhoneに登場していたはず。

しかしそうならなかったのはiMenuに登録されていたコンテンツプロバイダは必要とされてなかったからだと見るのが妥当なんですよ。

iMenuのコンテンツプロバイダの多くが悪徳業者だと一般消費者はみんな何となく気付いていた(もちろん一部のコンテンツプロバイダは優良だったけど)

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