これは「メディア」の実体は何なのか?という思考実験にも繋がると思う
先程の例を踏襲するとメディアA•Bはバイナリレベルで同一のものなのでメディアA=メディアBと判定でき、メディアAの保存に違法性があるのならばメディアBの保存にも違法性があって然るべきだろう
ではバイナリレベルで比較するとメディアA≠メディアBだった場合はどうなるのだろうか
バイナリレベルで違うものであるのならばメディアAの保存に違法性があるからと言ってメディアBの保存は即座に違法性があるとは言えなくなる
しかし、もしこの場合でも保存に違法性があるのならば「メディア」の実体はバイナリにはなく、その作風や概念的な部分に「メディア」の実体は宿っているということになる
つまり一度でもメディアAの保存に違法性を認識したら、バイナリレベルで違うメディアBだろうがメディアCだろうが違法は違法という解釈ができてしまう
当然ながら「メディア」の実体は作風や概念的な部分にあるので保存形態によらずキャッシュだろうがなんだろうが保存したら違法である