メッセージサービス間のブリッジは難しいけれど(できなくはない)、長く使われていて採用事例の多い「XMPP」というオープンなプロトコルならある
過去にはGoogleハングアウト、Facebook Chat、SlackなどもXMPPポートを持っていた(現在は終了)
XMPPをチャットサービスが採用するメリットとして、既存のXMPPクライアントが膨大にあるためユーザはメッセージングするクライアントアプリを自由に選択できる(Pidgin、Apple Messages、Mozilla Thunderbirdなど多数)
XMPPクライアントは多くの場合は様々なメッセージングプロトコルに対応しているため、ユーザは利用するメッセージングクライアントを統一できるので、異なるメッセージングサービスであっても同一のメッセージングサービスのように利用できる
ただ、XMPPはE-Mail技術をチャットに転用したためプロトコルのコンセプト自体が古く、内部XMLが冗長で、負荷の高さがデメリットとされた
そのため近年ではXMPPサポートをしていたメッセージサービスのXMPPサポート終了が相次いでいる