今回のプリキュア、好意的に捉えても「情けない男でも父親になれる」なんだろうけど、脚本としてそんなに良くないと思う
例えば中盤の父親見習いが赤ん坊の抱っこに怯えるシーンで「赤ん坊が泣いたのは抱き方が悪かった」と表現したけど、現実の父親なら誰もが持つ「男の腕力によって赤ん坊を負傷させる恐怖」が描かれていない
どんなに情けない男でも赤ん坊より身体は強く堅く腕力があるので、赤ん坊の抱っこに慣れてない父親は先ずそれに恐怖するので、本来の抱っこに怯える理由は「力加減を主体とした抱き方」なんだ
決して「赤ん坊が不快になる」から恐怖するんじゃない、最悪の状況として「我が子を殺す可能性があるから怯える」んだ
抱き方へフォーカスするならそういう部分を子供に伝えて欲しかったので、今回の脚本は良くないと思う