老害な話で恐縮ですが、プログラムでいろんなものが透けて見え始めたのはi8080アセンブラでプログラムが書ける様になった後でした。(長文ごめんなさいの1/2)
専門学校でいろんな言語は習得したものの、仕組みまでは理解していませんでした(プログラムはここで書くまでもない事ですが、コンピューターの仕組みを理解しなくても組み立てさえ間違えなければ動きます)。
最初の会社で、i8080と16KBだったか32KBだったかなのメモリーとEPROMを載せたプリンターバッファを動くようにしろって言われてi8080のアセンブラをCP/M機で組みました。アセンブル→ROM焼き→動作確認→ダメ→ブラックライトで消去→…を何度か繰り返しました。上司に報告するたびに「わかっとらんなあ~」とニヤニヤされて。「ええか、流し。わかる時っちゅうのは徐々にわかるんちゃうんや。いきなりわかるんやで」
ほんまかいなと思っていました。プログラムしながらデーターの流れを追う内、機械は命令した事しかホントにしないんだなあという当たり前過ぎる事は気づきました。でもわかるって何?は続いています。