丁度、14年前の今日からMoscone Centerで開催されたGDC 2007に参加していました。この年のGDCは、日本のゲーム業界が特に目立った回で、Keynoteに任天堂の宮本茂さんが登壇したり、WiiやFinal Fantasyの話題が席巻していて、ちょっと日本人の一人として嬉しかったりしました。
その中でも、特に任天堂のゲーム音楽を担当されていた近藤浩治さんの特別セッションが凄かったです。セッション会場の部屋は当然満員御礼で、講演も日本語!、英語圏の参加者の方が必死に同時通訳を聴いている横で、一足早く講演の内容を理解出来て、ちょっと嬉しかったり(いつもと立場が逆) 参加者全員が子供の頃からNintendoのゲームで育った世代なので、終わった瞬間に全員がStanding Ovationの嵐!!! 近藤さんの紹介で10年間に渡るOfferでようやく来GDCが決まったそうで、レジェンドとしての尊敬の凄さは鳥肌が立つ感じでした。
もしかしたら、GDCで日のゲーム業界が大きな存在感を示したのは、この時が最後だったのかも...と思ったり。