今年の漢字が「金」。京都で発表された。実は、京都では金がよく売れる。買い主は、もっぱら寺や神社。以前、寺社と縁が深い「業界誌」の依頼で、名刹の住職と「金」についての対談を行ったときのこと。ご住職が「先の大戦でも金の価値は失われませんでした」と仰るので、「第2次大戦でも空襲を免れましたしね」と応じたところ、「いやいや、応仁の乱ですよ」と諭されたことを思い出す。紹介され、資産運用の相談を受けた